74番 甲山寺 ―大師のふるさと―
2010年4月26日 18:49
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ちいさな止まれマーク。
この寺は、大師の故郷で、幼少期を過ごした寺だといわれている。
川ののどかな流れや田園、野山から、大師の幼少時代が覗える。
洞窟から現れた翁(毘沙門天)は、
「この地に寺を建てよ」と告げたそうだ。
洞窟には2005年に修復された新しい毘沙門天堂がある。
山門も2008年に新築されたばかりである。
また、水不足になりやすいこの地域に、薬師如来に頼み、
日本一のため池「満濃池」完成させたといわれている。
74番という数から、病気・事故なし(74)の寺とも呼ばれている。
毬栗の浮きしままなる着地かな る理
(野口る理 記)