皆さん、こんにちは!
今回は添乗で訪れた志々島についてご紹介します♪
志々島は、香川県三豊市に属する瀬戸内海の離島で周囲3.8キロの小さな島です。
江戸時代後期から漁業の島として栄え、戦後は除虫菊や唐辛子などの栽培が盛んに行われました。
最盛期の島民は1,000人超でしたが、過疎化が進み、島民は現在17人となりました。
車もコンビニも飲食店もありませんが、古き良き昭和の香りがします。
今回は詫間の宮ノ下港から定期船に乗り、片道約20分船に揺られながら志々島に向かいました。
志々島港に到着後、ガイドさんと合流し島めぐりがスタートしました!
まずは樹齢1200年の大楠をご紹介します。
島の山の中腹に鎮座する樹齢1200年の楠の木。四方に伸びた太い幹が神秘的で、島のパワースポットとして注目を浴びています。ウバユリが咲き誇る7月中旬はなんとも神秘的な姿を見ることができます。
まだ満開のウバユリを見ることはできませんでしたが、少しずつウバユリが咲いてきており凛と咲く姿はとても美しかったです。
次は楠の倉展望台についてご紹介します。
穏やかな瀬戸内海を一望できる島の手作りの展望台で大楠のすぐ西側にあるフォトジェニックなスポットです。
次は横尾の辻(よこぼのつじ)についてご紹介します。
横尾の辻は標高109m、志々島の最高点にある展望台です。
平成24年4月から約半年間を掛け、島民有志が山林を切り開いて開通させました。
360度のパノラマで、瀬戸内の島々はもちろん、南は四国本島、北は遠く岡山県地方まで見渡せます。
今回は曇っていたので遠くの島々はうっすらとしか見ることはできませんでしたが、とても見晴らしがよく気持ちの良いスポットでした!
次はご昼食についてご紹介します。
今回は志々島の休憩処 くすくすで茶粥などの郷土料理をいただきました。
昔から塩飽(しわく)諸島では米が取れにくく貴重だった為、少しでも長く食せる様にと「茶粥」を炊いて食事をしていました。
碁石茶(高知県大豊町産)の茶湯の中へ、サツマイモやそら豆等を入れて炊いた物で、お祝い事には欠かせない料理です。
また写真左上がお平(おひら)と呼ばれるもので祭事などの席で食べられるおもてなしの料理で、平椀に盛り付けられることから「おひら」と呼ばれるようになったと言われています。
5~7品程度の食材を、いりこや昆布だしで炊きます。
もともとお粥は好きなのですが、碁石茶で炊いた茶粥は特別感があり優しい味わいでとてもおいしかったです!
お食事が終わり、天空の花畑へ行きました。
志々島はかつて、島全体に花畑が広がる「花の島」でした。その花畑を島の人々が復活させようと活動しています。
お花畑のベストシーズンは4月~6月頃までということなのでまたお花が見れる時期に合わせて志々島を訪れたいと思いました。
島を散策中にアイドルのヤギにも会うことができました♪
短い時間でしたが島の歴史や郷土料理、観光スポットなど様々な島の魅力に触れることができた1日でした。
また新しい瀬戸の島たびシリーズのコースも発表されていますので皆様のご参加をお待ちしております!
3B551 白石島
3B550 真鍋島
3S607 伊吹島