銀山温泉に泊まる冬の優雅な休日②
2022.02.27
今回は前回のブログの続きということで、銀山温泉のツアーの2日目以降をご紹介いたします!
2日目は銀山荘を出発後、蔵王ロープウェイの山麓線と山頂線のロープウェイを2回乗り継ぎ蔵王の樹氷を見に行きました!
樹氷は限られた地域でしか見られない、全国的にも珍しいもの。霧状になった氷点下の水滴(過冷却水滴)を含んだ季節風が木々にぶつかり瞬間的に凍り付くことで大きく成長していきます。独特な形状で大きく成長した樹氷群は、自然がつくり出すアートのようでもあり、愛嬌あるモンスターのようでもあります。
ロープウェイから外を眺めるとスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむ方々も多くいらっしゃいました。
また木々に積もる雪の景色も神秘的でとてもきれいな光景でした!
しかし頂上が近づくにつれて外の景色が真っ白になり、いざ頂上に到着すると強風と寒さで立っているのがやっとという状況で想像していたようなスノーモンスターを見ることはできませんでした。
そんな状況の中でも風が少し落ち着いたタイミングでカメラを向けると微かに樹氷を確認することができました!
自然が創り出す芸術ということで、思い描いていた樹氷は見ることができませんでしたが、次に来たときのお楽しみという風に考えたいと思います笑
2日目の観光は蔵王の樹氷のほかに会津さざえ堂に行きました。
会津さざえ堂は寛政8年(1796)福島県会津若松市の飯盛山に建立された、高さ16.5m、六角三層のお堂です。正式名称は「円通三匝堂(えんつうさんそうどう)」といいます。(重要文化財指定名称は「旧正宗寺三匝堂」)当時飯盛山には正宗寺(しょうそうじ)というお寺があり、その住職であった僧郁堂(いくどう)の考案した建物です。かつてはその独特な2重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるといわれていました。 また、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りできるという世界にも珍しい建築様式を採用したことで、建築史上その特異な存在が認められ、平成8年に国重要文化財に指定されました。
説明にもある通り、お堂の中に入ると緩やかな坂道が続き、上まで登り切ると行きとは違う通路から坂道を下って帰るという不思議な構造を体験することができました。
そして2日目は磐梯熱海温泉 四季彩一力に宿泊しました。
お宿の中には二千坪の広さを誇る日本庭園もあり、ロビーやお部屋から雪が積もった庭園を眺める時間も至福のひとときです。
「磐梯熱海」という名前の由来は、今よりさかのぼること、800年以上前の鎌倉時代、この地を治めていた領主の伊東祐長が、温泉の出るこの場所を、自分のふるさと、伊豆国の熱海を偲んで名付けたと言われています。
萩姫伝説で知られる名湯は、「pH9.1」のアルカリ単純温泉の効能である「ヌルヌル」っとした「湯ざわり」を損なうことなくたっぷりと満たされた源泉の恵みを楽しんでいただけます。
ご夕食は、福島牛豆乳しゃぶしゃぶ付き和会席をお楽しみいただきました。
広々とした館内で日本庭園を眺めたり、お食事やご入浴を楽しんだりお宿でのお時間をご堪能いただきました。
そしていよいよ最終日の3日目は、日本三景の一つに数えられる松島に向かいました。
まずは塩釜港から松島港まで約40分のチャータークルーズをお楽しみいただきました♪
お天気も良く船長さんのガイドを聞きながら松島湾のクルージングを楽しみました!
松島港に到着すると、まずは自由散策♪
国宝に指定されている瑞巌寺に行ったり、街中を散策しながらお土産を買ったり、あっという間のひとときでした。
散策を終えると、松島さかな市場で新鮮な魚介類を使った海鮮丼のご昼食をお召し上がりいただきました。
銀山温泉での昭和レトロな町並み散策をしたり、蔵王ロープウェイに乗り樹氷を見たり、バスの車内ではガイドさんのお話を聞きながら東北地方の歴史や文化、方言などに触れたり、一言ではまとめきれないくらい色々な体験をすることのできた2泊3日のツアーでした。
寒い冬ももう少しで終わりを迎え、暖かな春の季節を迎えようとしています。
今回は冬の東北でしたが、春の桜のベストシーズンに行く北東北のツアーもございますので是非ご検討いただければと思います!
6A220 春のみちのく桜八撰
その他にも桜のシーズンのツアーを数多く発表しておりますので是非、皆さまのご参加をお待ちしております。