山﨑先生と探る！古代史の謎【最終回】中央集権国家『日本』の誕生 ～大君は神にしませば天雲の雷の上に廬りせるかも～

旅の見どころ

• 飛鳥寺

  飛鳥寺（法興寺）は、6世紀末に蘇我馬子によって創建された日本初の本格的な仏教寺院です。これは、従来の豪族の権威の源であった神道祭祀とは異なる、大陸由来の先進的な仏教文化を国家的な規模で導入・利用する画期的な動きでした。巨大な伽藍の建設は、蘇我氏の強大な財力と技術力を背景に、公的な宗教を基盤とする中央集権的な国家体制を志向する、ヤマト政権（後の日本）の文明国家への第一歩を示しています。

• 藤原宮跡

  藤原宮は、694年から都とされた藤原京の中枢です。この宮殿の時代に大宝律令（701年）が制定され、天皇を中心とする中央集権的な律令国家の骨格が名実ともに完成しました。藤原宮は、中国の都城にならい、大極殿や朝堂院といった公的な儀式・政治の場が初めて確立された宮都です。ここで確立された律令制と官僚機構が、後の「日本」という中央集権国家の基礎を築きました。

山﨑先生と探る古代史の謎～倭国から日本へ～

日本列島に点在する古代遺跡を巡り、連邦国家「倭国」から中央集権国家「日本」誕生までの流れを徹底解説！

山﨑末王先生

 

◆日本史特別講座「古代史入門編～倭国から日本へ～」（2025年2月9日）YouTube配信>>

サブタイトルは万葉集に歌われる句で、「大君は神にしませば」（大王は神でいらっしゃるので）は、天皇の神格化を象徴する表現です。律令国家の誕生期、特に天武・持統天皇の時代に多く詠まれ、天皇の行った偉業や国土支配を人知を超えた神の力として賛美しました。この思想は、天皇を国家の祭祀と統治の最高権威として位置づけ、中央集権体制の正当性と求心力を高める上で、精神的な支柱となりました。

行程

日程

スケジュール

1日目

各地発（宇多津6:00－高松7:00－津田8:00）－<明石大橋>－葛城市内（鶏すき小鍋付き和御膳）－飛鳥寺－藤原宮跡資料館－藤原宮大極殿跡・橿原市藤原京資料室－奈良県立橿原考古学研究所附属博物館－<明石大橋>－各地着（高松21:00頃）

旅行条件

出発日・ご旅行代金

ウェブサイトからのお申し込みは出発日4日前までとなります。

カレンダーに掲載の料金は、大人1名の旅行代金となります。
子供・幼児料金についてはインターネット予約画面にてご確認ください。

旅行代金

• ※お申し込みの前に、必ず旅行条件書をお読みください。
• ※旅行代金は、大人1名の旅行代金です。子供・幼児料金についてはインターネット予約画面にてご確認ください。
• ※実際の料金は、インターネット予約画面でお選びいただくお部屋の人数やオプションによって異なります。
• ※ご用意できるお部屋の都合により、2名様からしかインターネット予約ができないコースもございます。もし1名でご参加をご希望の場合は、お手数ですが電話にてお問い合わせください。
• ※お申し込みの流れについては、ご予約からご出発までの流れをお読みください。

利用ガイド・注意事項

利用ガイド

予約から出発までの流れ

お申し込みからツアー出発までの流れです。

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  乗車場所のご案内

  バスをご利用する際の乗車場所と駐車場をご案内いたします。

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  よくあるご質問

  お客さまから寄せられる色々なご質問と回答を掲載しています。

キャンセルについて

国内旅行の場合（貸切船舶を利用する募集型企画旅行以外）

当該船舶に係る取消料の規定によります。詳しくはお問い合わせください。