こんにちは!
あなぶきトラベル高嶋です!
先週に引き続きしんのすけの乗車日記~♪
今回は先日阿部さんが『6月の花 その2』のブログの中で、津和野の花菖蒲と一緒に触れていた『SLやまぐち号』をご紹介します♪
4年前の9月・・・
山口県新山口駅1番線。SLやまぐち号津和野行きに乗車します!

新山口駅にて
『SL』といえば現在では非常に珍しい蒸気機関車。
今回SLやまぐち号を牽引するのは『C57形1号機』です!
戦前生まれの超ベテラン!かつては四国以外の主要線を駆け抜けた傑作機関車の一つです。
またバランスのとれた美しいスタイルから『貴婦人』の愛称で親しまれています。
実際に乗車した客車は2号車。ヨーロッパを駆け抜けるオリエント急行をイメージした欧風客車で雰囲気抜群です!(※現在はリニューアルした新型レトロ客車が運行しています。)
新山口を出発すると湯田温泉、県庁所在地の山口を通り山間部へ入っていきます。
仁保(にほ)駅で約5分強停車します。仁保駅から次の篠目(しのめ)駅までは25‰(25パーミル:1000mで25m登ること)の急こう配を登るため、停車中に蒸気機関車のパワーの源、石炭を機関車へ積込んだり、動輪が空転しないように砂をまくなど峠越えの準備を整えます。
出発すると平野部の落ち着いた貴婦人の走りから一変、パワフルな走りを見せてくれます!
峠を越え、地福駅でSLは10分間の小休憩。
SL前で大写真撮影大会が始まります(笑)
また最後尾の展望デッキから山口線ののどかな風景を堪能したり、トンネルに入って煤を浴びたり(笑)しているうちに終点・津和野駅に到着しました。
山陰の小京都と呼ばれている美しい街並みです♪

津和野駅から歴史ある街並み散策に行く前にどうしても行く場所があります・・・
津和野駅から線路を渡った所にある転車台です!
津和野駅に到着したSLやまぐち号は客車を切り離し、転車台で機関車をぐるっと方向転換。折り返し運転に備えます。
間近で転車台が見学できる場所はごくわずかなので必見です!
SLの汽笛、煤の匂い、独特の揺れ、美しい沿線風景などレトロな雰囲気を存分に味わうことができる『SLやまぐち号』。
もう一度乗りたい!そう思わせてくれる『汽車』です♪