先日、ショーンと一緒に愛媛県の別子銅山まで下見に行ってきました!
現地ではガイドさん、愛媛新聞旅行の篠原さん、旅人企画の永島さんと産業遺産を見ながら
ハイキングコースの下見で歩いてきました。
別子銅山は愛媛県新居浜市の山麓部にあった銅山です。1690年に発見され、なんと282年間に約70万トンの銅を産出し、
日本の貿易に寄与されたという場所です。
スタート地点の標高が800m、一番上の地点(旧別子エリア)が1300mということで標高差約500mを上がり、東平(とおなる)エリア
が最終のゴール地点です。
途中でたくさんの見どころがありましたのでご紹介します。
こちらは「歓喜坑」です。
元禄4年の開坑時の坑口で、前年の調査で高品位の銅鉱石を確認して歓喜したという逸話から
命名したと伝えられています。
「小足谷集落跡と醸造所跡」です。
この辺りは別子銅山で最も新しく開かれた集落跡です。この辺りには往還に沿って
商家が軒を連ねていました。一部の屋敷は味噌と醤油の製造所で、煉瓦造りの釜や煙突の跡が
今も残っています。
最後は東平エリアの「東平貯鉱庫跡・東平索道停車場跡」です。
第三通洞から運び出された鉱石は、貯鉱庫に運ばれてその下の選鉱場で選別され、
索道を利用して端出場へ搬出されました。
上から見下ろした写真です。この辺りの標高は約750mで紫陽花もちょうど
見頃でした!
久しぶりのハイキングでもう足はクタクタでしたが、初めて訪れる場所で楽しかったです。
その後はショーンが行きたい場所であった「光明寺」に訪れました。
ここもすごく良かったです!バスの駐車場がないのが非常に残念なのですが、世界的な建築家である安藤忠雄さんの設計により、
2000年に本堂などが新築され、現在では山門と鐘楼が以前の姿を残すのみで斬新でモダンな寺院となっています。
現在はコロナウイルスの影響で内部の拝観不可となっていますが、外観だけでも見る事ができて、
こんな場所があったなんて新しい発見でした!
その後は3日間筋肉痛。。。