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旅行記

添乗日記★瀬戸の島たび 北木島

2021.06.30

皆さん、こんにちは!
今日は添乗で訪れた北木島についてご紹介します♪

北木島は笠岡諸島最大の島で、人口は約960人(H26.9)、お笑い芸人「千鳥」の大悟さんの出身地として近年認知されつつあります。
花崗岩の産出と加工で栄え、岡山県産『北木石』は、香川県産『庵治石』、愛媛県産『大島石』と並び、瀬戸内の三大銘石の産地として称されました。内陸の道路網が未整備だった時代に、船を利用した海運による納期厳守と良質な大材が採れることにより、全国各地だけでなく海外にまでその名を馳せ、かつては、一大産地として君臨していたとも言われています。
その実績としては、徳川幕府が再築した大坂城の石垣、旧日本銀行本店、明治神宮、靖国神社などで北木島の石が用いられました。現在では安価な輸入石材に押されて採石は減ったものの、石材加工の技術もあるためその輸入石材の加工が盛んです。
現在の豊浦地区・金風呂地区には、表面を削り取られた山々が、かつて石材産業が繁栄を極めた痕跡を残すようにそびえています




今回は多度津港からチャーター船に乗り、北木島に向かいました。
片道約40分の船旅で往路はデッキに乗り、瀬戸内海の景色を間近に見ながら移動しました。

北木島の豊浦港に到着後、ガイドさんと合流し島めぐりがスタートしました!



まずは昼食会場の「南国」に向かい、地元でとれた食材にこだわった海鮮ランチをいただきました。お刺身やエビのから揚げ、焼き魚など新鮮なお魚料理を堪能しました!

お食事を堪能した後は、島内の観光名所を巡りました。



こちらは北木島の丁場湖です。
北木島では、採石が最も盛んであった昭和32年(1957)に127箇所の丁場が稼働していましたが、やがてその多くが操業を停止しました。丁場跡に雨水がたまって湖のような景観となったものを「丁場湖」と呼んでいます。



続いて訪れたのは北木のベニス。時間帯によって水位の変わる船着場で、岩壁の反射や光の加減によって鮮やかな青緑のグラデーションが水面に描かれる様は、まさに「ベニス」を思わせます。




次に訪れたのは旧映画館の光劇場です。
北木島が石材業の発展により活気にあふれていた頃、4つの映画館があったといいます。
この木造の映画館はその一つで、昭和20年代終わりから42年(1967)頃まで営業していました。当時の設備や映写機がそのまま残っており、舞台のようにしつらえたスクリーンや、木製の椅子が懐かしさを感じさせます。閉館してから使われていませんでしたが、島の人たちの再生プロジェクトでよみがえりました。今回は光劇場で、北木島、北木石に関する映像を鑑賞しました。



次に訪れたのは石切りの渓谷展望台です。
島で採石される「北木石」は、大阪城の石垣や靖国神社の大鳥居、東京駅丸の内駅舎など多くの建造物に用いられています。品質の良さが全国に知られるようになった明治中期から昭和30年代にかけて、島内では丁場(石を切り出す採石場)の数が増え、最も盛んだった昭和32年には、127カ所の丁場が稼働していました。
昭和30年代に作業が機械化されてから、高品質の石を求めて地下深くへと掘り進み、その結果天に向かってそそり立つ岸壁が誕生。この丁場では現在も採石が続いており、高さ約60mの石切りの渓谷展望台からその壮大な景色を堪能できます。
展望台からの壮大な景観は圧倒的な迫力でした!




最後は、船の出港まで少し時間があったので「あまんじゃく」という石で作られた彫刻を見に行きました。
こちらは近所に住んでいた腕のいい石工が遊びで彫ったものだそうです。言われないと気付かずに通り過ぎてしまいそうですが石の島ならではの細工に驚きました。



島を歩いているといつもの日常とは違った、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
島たびに興味がある方はぜひ参加してみて下さい♪

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まだまだ経験が浅く、勉強の毎日ですが、皆さまのご旅行が楽しいものになりますよう企画、そして添乗を精一杯頑張りますので、よろしくお願いいたします!

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1976年生まれ、たつ年、おうし座。
見た目は装飾、心は肉食。一姫二太郎(太郎は双子)の父親。
愛媛県宇和島市出身。丁寧な仕事をコツコツ行います。
どうぞ宜しくお願い致します。