こんにちは。
最近は暑い日も多くなってきました。
先日、新緑の美しい 赤目四十八滝の添乗に行ってきましたので、紹介したいと思います。
赤目四十八滝は伊賀と大和の国境を流れる滝川と深い森が作る深山渓谷です。
約4kmの滝をつなぐ回遊路は遊歩道となっていて、四季折々の風景の中、大小いろいろな滝を望むことができます。
滝の名前は仏名にちなんだものも多いのですが、古来、赤目の風景を曼荼羅図に見立て、滝を神聖な霊地として修業・参拝の場所としたことに由来するそうです。
今回は、数多くの滝が存在するこの渓谷において、特に見どころとされる「赤目五瀑」を紹介します!
新緑が美しく、苔むしたこの時期ならではの景色を写真とともにお楽しみください♪
まず一つ目が「不動滝」です。
高さ15mほどの名瀑。不動明王にちなんで名づけられました。滝にかけられた不動橋から写真をパシャリ!光に照らされ水面がきらきら光っています。
2つ目は、「千手滝」。
岩を伝って千手のように水が落ちていくことから、名づけられたとも千手観音にちなんで名づけられたともいわれています。この滝に目の前に屋根のついた休憩所があり、滝を眺めながらお弁当を食べられている方もいらっしゃいましたよ。滝を満喫できる絶景スポットの一つですね。
3つ目は「布曳滝」。
高さが約30m。一条の布をかけたように落ちる滝です。滝つぼの深さは約30mほどにもなるそうです。固い岩盤を長い月日をかけてえぐっていった水の力を感じます。
このあたりから渓谷ハイキングコースとなり、コンクリートで舗装されていない岩が出た箇所もあります。
「赤目五瀑」の4つ目の滝までは、少し距離が離れており、のんびり先の滝を目指して歩いていきます。
4つ目の滝が、「荷担滝」。
高さ約8mの滝が岩を挟んで二つに分かれて落ちるさまが荷を担っているように見えることから、名づけられました。すぐ上にも滝があり、滝つぼを見ることができます。渓谷随一の景観と称賛される場所です。
最後は「琵琶滝」。
高さが15m。絶壁に囲まれた岩風呂のような滝つぼが特徴です。岩を滴る水を触ってみると冷たくて気持ちよかったです♪
木々に囲まれた遊歩道でゆったり森林浴を楽しみながら数々の滝を望むことができます。
琵琶滝まで行くと片道約1時間30分と少しと時間のかかるコースで、歩きがいがあります。
時間によって光の入り具合が変化し、滝も表情を少しずつ変えていくため往復のハイキングをお楽しみいただけます。
また、ハイキングの後は、赤目四十八滝の門前界隈にお土産屋さんが軒を連ねており、名物の草餅やさつまいもをたっぷり使って焼き上げたおまんじゅう「へこきまんじゅう」で糖分補給を兼ねたの休憩もおすすめです^^
写真で少しでも涼を感じていただけたら幸いです。