信州東海花めぐり3日間②
2024.04.15
『ひととせに ふたたびもこぬ 春なれば
いとなくけふは 花をこそ見れ』
一年に一度しか来ない春なので、他に何かをするということもせず、今日はひたすら花見をしましょう。
そんな千年前の句とリンクするようなお花見日和です♪

『天下第一の高遠コヒガン桜』本当に満開でとてもきれい!雪山の中央アルプスとさくらの姿は本当にきれいでした!そのあと雲が出てきて写真は写せませんでしたが目にやきついている絶景は本当に美しい姿です!!

『ハート』に見えるかな?!って思って撮影してみましたが。。。皆さんにも感じていただけますでしょうか?

鏡池が好きな私なので今回も映してみましたが。アメンボちゃんかな?どうしても波を作ってますが、そちらに波打つすがたもまたはかなげで桜の花びらもゆらゆら♡

高遠藩のお殿様が江戸城にて皆さんにお配りして喜ばれたといわれる『高遠まんじゅう』
薄皮に重いくらいのあんこの量です!その上あんこが甘すぎないので量があってもおいしく召し上がっていただけます♪まいう~♪

高遠城址は『絵島生島事件』で有名な絵島さんが流された場所です。復元された建物を見学いたしました。こちらで30年近く過ごした絵島さんは、宮中での華やかなトップの座からこちらに移され、紙も筆も与えられなかったので、その思いをよむことはできません。ただ雪深い復元された建物で四季を感じながらどんな時間を過ごしたのかと思いはせることしかできません。
派閥の上にはトップの輝かしさもあるのかもしれませんが、空気の読めない私には苦手分野です。華やかでなくていいので。。。
花々や景色を追いかけて、日々をお客様と過ごせる。穏やかで旅のお手伝いをする、皆さんと業者さんの笑顔を引き出すためにはどのようにするのが一番か!?にベストを尽くす影の『黒衣』のような添乗員生活は、私にはとても幸せな時間です♪
働けることに感謝です!

そのあとは駒ケ根推しの『ソースかつ丼と信州そば』のご昼食♪
本当にどちらも美味しくお客様にいつも大好評です♪

そしてお食事をされた後、食事会場玄関前にある早太郎温泉の足湯を楽しまれた方もいらっしゃいました。
その方々のためにフェイスタオルがおいてあるところがおもてなしですよね♪
きもちよかった~♡とお客様のお声♪たっぷり2時間近く散策をされたのでの美味しいお食事とあったかくそよ風の中での足湯はお客様に癒しのお時間を過ごしていただけたようです♪

霊験早太郎伝説で有名な『光前寺』はしだれ桜、水仙の花、光る苔など植物も有名です。
仁王門から見える参道に枝垂れる桜たちは門を隔ててみるのがまた風情があってとても美しいです♪
そして本堂ちかくには早太郎のお墓があり今でも多くの人が参拝する苔むした立派なお墓がございます。

本殿は1851年再建のもので本尊は不動明王様です。お線香の煙が幻想的で
こちらの彫刻がまた素晴らしく代表的な『登り龍と降り龍』が見事なものです。

三間三重塔はこけら葺。塔高約17メートル。
1808年(文化5)再建のものですがとても素敵な佇まいです
信州に10基ある三重塔のひとつで南信で現存する唯一の三重塔です。
江戸時代中期の人々よりずっとこの景色を見てきたのだなっと思うと、とても神秘的なきもちです♪

枝垂れさくらと水仙の花が咲き誇る門前は心を癒して下さり心がすーっと穏やかになり参拝ができました!

咲き誇る花々をご覧頂き、お客様も大満足!そしてあそこもきれい、ここもきれい♪と思うと結構歩き続けられたようでお宿まではぐっすりお休みいただきました。