6月の花 その2
2020.06.09
この写真は、津和野に添乗で仕事に行った時に撮った写真です。
もう10年くらい前になります。なんとっ日帰りで行ってきました。
津和野は、よく「萩・津和野」とセットで呼ばれることが多いのですが、萩は山口県、津和野は島根県にあります。
SLやまぐち号の終点も津和野駅です。
島根県津和野町は山陰の小京都とも呼ばれる美しい街。日本を代表する文豪、森鴎外の出身地としても知られています。
殿町通りは、津和野を代表する通りで、なまこ壁や白い土塀など、江戸時代の風情を感じさせる建物が残っています。川から引き込んだ水が流れる掘割には、たくさんの錦鯉が泳いでいます。
初めての津和野に行ったのが、花しょうぶが綺麗に咲き誇る頃。一年の中でも、花菖蒲が咲き誇る初夏が一番優雅な趣きだといわれます。
掘割には、白壁や並木の緑が映り込み、赤、白、金、黒など、300~500匹の色とりどりの鯉が泳いでいて、きれいでした!
昼食は、津和野の郷土料理「うずめ飯」を頂きました。
ご当地グルメとして人気が高くマンガ『美味しんぼ』でも紹介されています
「うずめ飯」は、たっぷりの具材をご飯の下に隠すように盛りつけ、上からダシ汁をかけたもの。よく混ぜてからいただきます。島根県西部の山間部で食されてきた郷土料理で、江戸時代の倹約令により、具をご飯に埋(うず)めて食べた庶民の生活の知恵から生まれたと伝えられています。
お土産には、こしあんをカステラ生地で包んだ和菓子 「源氏巻き」をどうぞ。
写真を見ると昨日のことのように思い出されます。