国宝!52番太山寺
2020.08.24
こんにちは!
あなぶきトラベル髙嶋です♪
前回の続きで2日目♪
特に国宝や重要文化財が残っている52番札所太山寺をピックアップしました!
前日と同様に日本の夏らしい気温です。

太山寺中門
太山寺の歴史は古く、開祖の真野長者が、本堂を一夜にして建てたと伝わっています。
586年の頃、豊後の国(大分)の真野長者が大坂に船で向かうとき、大嵐にあいます。日頃より信仰していた観音さまに祈願すると、山の山頂から一筋の光が輝き海を照らし太山寺近くの高浜の浜に無事着いた。一同は、光が輝いた山に登ると小さな十一面の観音様が鎮座しており、感謝した長者は再び九州に戻り多くの工匠を集め、この地にお堂を建立することを決意します。総ての木組みを行って高浜に向かい、1日にしてお堂は建てられました。このようなことから「一夜建立の御堂」として呼ばれ、これが太山寺の始まりです。
その後聖武天皇勅願で行基菩薩がご本尊を刻み、時代が進むと七堂伽藍と66坊を数えるほど壮観だったそうです。

国宝 太山寺本堂
一番の見どころはなんといっても国宝に指定されている本堂です。
本堂は創建から3代目ですが、鎌倉時代の様式・唐様式・天竺様式という折衷様であり鎌倉時代の力強い作風を示す代表作といわれています。
真言密教における最大規模を誇る雄大な建築として国宝に指定されています。
是非本堂もじっくりご覧ください♪
八十八ヶ所の中で本堂が国宝に指定されているのは太山寺と香川県の70番札所本山寺の2カ寺のみです♪
各寺院の建築を見るのも楽しみの一つですね♪