奥飛鳥路めぐり
2020.09.26
皆様こんにちは!
私は今日、奥飛鳥路めぐりのツアーの添乗に行ってきました!
奥飛鳥とは、奈良県高市郡明日香村の大字「稲渕」「栢森」「入谷」の三集落周辺を指します。
飛鳥川流域に点在する農地・森林などの景観が「奥飛鳥の文化的景観」の名称で文化財保護法に基づく重要文化的景観として選定されています。
今回は、キトラ古墳や石舞台古墳、飛鳥寺などを現地のガイドさんと一緒にめぐりました!
まず最初に向かったのはキトラ古墳です!
キトラ古墳は、内部調査で天文図と、四神像のうち玄武・白虎・青龍の3体が確認され、その後の調査で四神の残り1体の朱雀や十二支像が次々と発見されました。
続いて向かったのは、石舞台古墳です。
この石舞台古墳は日本最大級の石室を持つ方墳です。蘇我馬子がこの付近に住んでいたという記録と、墓が巨大であったことから、蘇我馬子の墓と伝えられています。
次は飛鳥宮跡へ向かいました。
飛鳥宮跡は中大兄皇子らによって蘇我入鹿が暗殺された大化の改新の舞台です。
少し見えにくいですが、この地域ではこのように日常の風景の中に歴史的な遺構を見ることができます。
最後は飛鳥寺に向かいました。
飛鳥寺は蘇我馬子の発願で建てられた日本最古の本格的仏教寺院で、ご本尊は『飛鳥大仏』の通称で親しまれています。
約3時間のコースでしたが、学生の頃教科書で習った飛鳥の歴史について触れることができ、より理解が深まった1日でした!