別格参りの最終回へ行ってきました!~京都三弘法~
2021.08.11
皆様こんにちは!
あなぶきトラベル巡拝担当の高嶋です♪
2カ月前にめでたく四国別格二十霊場まいりが結願を迎えました。
今日はコロナウイルスの影響で順延になっていた京都・東寺へのお礼参りを含めたお大師様ゆかりの3つの名刹を巡る旅の様子をお伝えします♪
京都三弘法まいりとは
お大師様にゆかりが深い
・東寺(教王護国寺)
・仁和寺
・神光院
三つの寺院の総称を『京都三弘法』といいます。
全真言宗の総本山・根本道場として現在でも非常に有名なお寺。特に中世以降は弘法大師に対する信仰が高まり、お大師様のお寺として庶民に親しまれています。香川では「お大師さん」と呼ぶことが多いですが、京都をはじめ、関西地方では「弘法さん」と呼ばれています。
真言宗御室派の総本山寺院。非常に格式高い寺院で広大な境内・美しい庭園を持ちます。特に春の桜の季節は御室桜が美しく咲き誇ります。裏山には御室八十八ヶ所霊場があります。
お大師さんが42歳に修行を行ったとされる寺院。ご本尊は池に映える自らを見ながら彫ったとされる木像で「厄除け大師」として信仰されています。かつてお大師さんがキュウリに疫病を封じて病気平癒を祈願したことにちなみ「きゅうり封じ」が行われています。
三弘法参りはかつて江戸時代中期にはじまったとされます。四国八十八ヶ所霊場へお参りに行く人が『道中安全』を祈願する風習がありました。東寺では『菅笠』、仁和寺では『金剛杖』、神光院では『納札箱』を授かり、それを身につけて遍路修行へ旅立っていきました。
現在ではお礼参りや四国遍路で来られる前に巡拝される方が多くいます♪ また、各お寺で菅笠・金剛杖・納札箱のお守りが授与され、かつての風習が受け継がれています。
夏の京都は非常に暑く、大変なお参りでしたが、皆様本当にお疲れ様でした。
巡拝ツアー花へんろ別格二十霊場めぐり無事に満願です♪
次回以降の巡拝ツアーもどうぞ宜しくお願い致します。