皆さん、こんにちは!
今日は過去の添乗から思い出に残っているツアーをご紹介します。
今年は桜の開花、満開がとても早く、満開の桜を見ることが出来なかった方もいるのではないでしょうか。
私も何度か桜の添乗に行かせていただきましたが、残念ながら葉桜になってしまっていた桜の名所もいくつかありました。
岡山県の「醍醐桜ハイキング」のツアーもその中の一つでした。
岡山県下一の巨木と伝えられる醍醐桜は、のどかな山里の原風景の中にあって、ただ1本だけ空に向かってそびえ立つ圧倒的な存在感。日本名木百選にも選ばれると同時に、昭和47年12月には岡山県の天然記念物に指定されています。目通り7.1m、根本周囲9.2m、枝張り東西南北20m、樹高18m、種類はアズマヒガン(ヒガンザクラの一種)で、伝説によれば、元弘2年(1,332年)後醍醐天皇が隠岐配流の際、この桜を見て賞賛したといわれ、この名がつきました。樹齢は700年とも、また地元の説では1,000年ともいわれ、この見事な桜に魅せられ毎年満開の季節になると周囲が大渋滞になるほどに多くの花見客で混雑します。
醍醐桜は例年4月上旬から中旬に見頃を迎える桜なのですが、今年は3月26日には満開を迎えてしまい、ツアーでは桜が咲く醍醐桜を見ることはできませんでした。
ですが、丘の上に1本だけそびえ立つ巨木は何かを訴えかけるような迫力と存在感があり桜が満開の様子を思い浮かべながら木の周りを歩くだけでも有意義な時間でした。
来年はぜひ桜が咲く醍醐桜を見ることができたらと思います!
また醍醐桜を見に行く前に、勝山の町並み保存地区にも行ってきました!
出雲街道の宿場町・城下町として栄えた勝山は土蔵はもちろん、白壁や格子窓の古い町並みが残ることから、昭和60年に岡山県初となる「町並み保存地区」に指定されました。昔ながらの酒蔵に、旧家、武家屋敷といったノスタルジックな建物に加え、古民家、蔵などを活用した工房、カフェ、ギャラリーなどが軒を連ね、歩くだけでも楽しい趣をかもし出しています。
今では“のれん”が勝山のシンボルになっていて、町のあちこちで観光客の目を楽しませてくれます。
さまざまな模様ののれんがお店の軒先にかかっており、お店ごとに違ったのれんを見ながら街中を散策するのも楽しみの一つです♪
皆さんも勝山に来る機会があれば、是非のれんの町を散策してみてください!