皆さんこんにちは!
今回は添乗で訪れた「本島」についてご紹介します。
皆さんは、「本島」という島を訪れたことはありますでしょうか?
丸亀港からフェリーで35分ほどの場所にある島なのですが、私は添乗前に行った下見で初めて「本島」という島を知りました。
潮の流れが速いこの島の周辺では、腕利きの船乗りが多く育ったことから、戦国時代には塩飽水軍が活躍。信長、秀吉、家康の3人の天下人に重用され、自治を許されていました。江戸時代には海運で栄え、今も歴史情緒あふれる文化財の宝庫として知られています。
本島港に到着してまずは昼食を食べました!
本島港から徒歩約1分のところにある本島観光案内所内の「本島スタンド」での昼食です。
お客様のご昼食は地元の食材にこだわったシェフ特製コースランチのご昼食でした!
目の前に広がる瀬戸内海を眺めながらのご昼食は贅沢でのんびりとしたひと時でした。
添乗員はシェフ特製の牛すじカレーをいただきました。
牛すじは勝手に硬いイメージだったのですが、この牛すじはやわらかくてカレーとの相性が抜群でとてもおいしかったです!
昼食後はガイドさんと合流して約4時間島めぐりを楽しみました!
ガイドさんと巡った場所をいくつかご紹介します。
まずは、塩飽領を統治した役所跡「塩飽勤番所」です。
塩飽諸島の650人の船方を束ねる4人の年寄たちが交代で政務を執る場所として1798(寛政10)年に設置されました。御朱印蔵には信長、秀吉、家康から与えられた朱印状や海路図をはじめとする、塩飽の歴史を物語る貴重な資料が展示され、古来よりこの海域がいかに重要視されてきたかを知ることができます。
次は、名工「塩飽大工」が手がけた江戸・明治の貴重な建築群「笠島まち並み保存地区」です。
国の伝統的建造物群保存地区に選定された集落で、江戸時代から戦前にかけて建てられた100棟あまりの建物が続く町並みは、「塩飽大工」と呼ばれる名工たちによって手がけられたものです。漆喰塗りの白壁、なまこ壁、千本格子窓、虫籠(むしこ)窓、持ちおくりなどに塩飽大工の技を見ることができます。
最後は、「日本の遊歩百選」に選ばれた本島一番の眺望「遠見山展望台」です。
笠島地区にある尾上神社から徒歩約10分の山道を登ると、標高110mの山頂からは瀬戸大橋や瀬戸内海の島々を望むことができます。
展望台までの道のりは、山道で少し険しい道のりでしたが、頂上にたどり着くと瀬戸大橋を見渡すことができてとてもきれいな景色が広がっていました。
最近は家の中で過ごすことが多かったので、気分転換にもなりとても楽しい一日でした。
皆さんも是非、島たびシリーズに参加していただければと思います!
3S580 神秘の島 志々島
3S581 塩飽水軍 本島
3B544 石の島 北木島